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診療案内 : レーザー治療

レーザー治療とは

レーザーは、蛍光灯や太陽光といったいわゆる自然の光と違って、特定の波長(光の色や特性を決定するもの)の光で、極めて強いエネルギーを持つ効率の良い光です。

患部にレーザーを照射して治療を行います。これにより無痛に近い状態で処置することが可能です。これはレーザー光のもつ強いエネルギーを利用するためです。レーザー光を照射された部分は、小さな範囲なので麻酔をしなくてもほとんど痛みを感じないで治療できます。また、レーザー光を弱く断続的に当てて組機の創傷治療促進をはかることもできます。

レーザー治療には、処置が簡単、ほとんど痛みのない治療が可能、治療効果が現れるのが早く、局所麻酔をほとんど使用しないで治療を行うことが可能、などのメリットがあります。また、ほとんど痛みは感じません。特に、当院で使用しておりますNd-YAGレーザーは、無痛に最も近い治療と言われていて、研究機関などの実験でも立証されています。

そして、レーザー治療の安全性も十分に立証されています。副作用もなく妊娠中の方、高血圧・心臓病、ペースメーカーの方でも安心して治療が受けられます。

しかし、残念ながらレーザー治療は保険では認められておりません。治療内容によってはいくらかの自己負担額を頂くこともございます。特に難治症例に対しては、治療期間の短縮というメリットがありますが、症例によって、¥1,000~¥2,000の治療費が自費でかかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。また、治療後に定期的な診査やメンテナンスを行うことをお勧めします。

ハードレーザー治療(当院で使用しているレーザーです)

ハードレーザーは、外科・形成外科・脳外科・耳鼻科・眼科・皮膚科・産婦人科等、多くの医科分野で使われ、実績があります。皮膚科では「ほくろ」や「あざ」の除去といったように美容的なことにも使われています。歯科では、最近になって治療に使われるようになりましたが、どこの歯科医院でも使用されているものではありません。

ハードレーザーで、お口の中の疾患部(口内炎など)をすばやく取り除くことで、治療時間の短縮や治療回数が少なく済むばかりか、治りも早くなります。痛みもほとんどありませんし、他の治療にくらべて、傷跡が残りにくいのも特徴です。その他、疾患部の炎症と痛みをやわらげたり、虫歯の治療にも使われます。

レーザー治療の効果

  • 虫歯の治療・予防(歯の表面を強化します)
  • 口内炎・入れ歯の接触痛(痛みを和らげます)
  • 根管治療(歯の根っこ・神経の治療)
  • 止血(歯を抜いた後など無菌的に血を止めます)
  • 歯茎の黒ずみ(メラニン色素を飛ばします)
  • 知覚過敏症(冷たいものがしみる方)
  • 歯周病・歯槽膿漏の治療
  • レーザー麻酔(麻酔の頻度と量を減らします)
  • 顎関節症(あごの関節が痛む方)など

例)歯周病にレーザー治療を行った場合

  • 1. 炎症組織を一瞬にして除去する。
  • 2. 歯周ポケット内の細菌を殺菌する。
  • 3. 創傷治療促進作用(傷ついた組織・細胞の再生を促す作用)

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